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我々が共有し頻繁に利用している公共土木施設には、橋やトンネルなどの道路施設、豪雨や高潮の災害から人命や貴重な財産を守るダムや堤防施設、学校などの公共建築物などがあり、これらはすべて地盤の上に作られています。
この地盤が弱いとこれらの施設は傾きあるいは沈下し本来の目的が果たせなくなります。
このため重要な公共施設は固い地盤の上に作られます。
この地盤を事前に調査するのが地質調査の仕事です。
具体的な例としては、地下数メートルから数十メートルまで機械で穴を掘って(ボーリング)、どこが固くてどこが柔らかいのかを調査します。
この調査結果は構造物を支える基礎の設計に利用されます。
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台風や集中豪雨あるいは地震などにより斜面災害(地すべり、斜面崩壊、がけ崩れなど)が発生します。
これらの災害の発生を防止するため斜面調査を行います。
例えば崩壊危険地に指定されている斜面を巡回し、崩れ落ちそうな危険箇所を判定します。
危険と判定された斜面は、ボーリング調査を行い不安定な地層を判定して対策工設計の資料にします。
また緊急の地すべりでは、その動きを調査し危険度を判定して下流に住む人たちの安全を確保します。
その方法として地すべり移動地に伸縮計を設置してその動きをリアルタイムで監視します。
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地球規模の天候の不安定化により局所的な豪雨や無降雨日の連続による渇水など両極端な現象が多く発生しています。
特に水をダムに依存している地域での渇水は生活用水、工業用水、農業用水などにとって死活問題です。
しかし地下水に恵まれている地域では、かけがえのない水資源となります。
地下水調査は水資源の開発のみならず、過剰揚水による井戸枯渇や地下水の急激な低下を防ぐため適切な取水計画を提案し、長期的な水資源の開発と取水管理を図ります。
ボーリングによる井戸掘削や揚水試験による可能揚水量の推定などが仕事となります。
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工事の主体は、地すべり防止を目的とした地下水排除工の排水ボーリングや集水井戸の施工です。
豪雨により変動する地すべり地で、地下水を速やかに排除することで地すべりを抑えます。
また道路改良により切り取られた山(斜面)の安定を図るため、アンカー工を施工して崩壊を防止します。
一方、水を止める止水工事も行っています。
古くより農業用水確保のため、谷の出口付近に施工されているため池が老朽化し、貯水された水が堤防内を伝って漏水しています。
最悪ため池決壊の恐れがあることから、堤防内に止水剤を注入して漏水を止めます。
ここでもボーリングが活躍し、ボーリングであけられた穴にセメント系の液を注入します。
この方法をグラウト工といいます。
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