2018年

8月

31日

バナナトラップをつかった昆虫観察会

残暑厳しい中、皆さん夏風邪など引かれていませんか?

今回は8月28日に行われた「バナナトラップをつかった昆虫観察会」のご紹介

 

今回は、6組15名の方にご参加いただきました。ありがとうございます。

早朝にも関わらず、多くの方々にお集まりいただきました。保護者のみなさんご苦労様です。

 

まず昆虫観察会の全体の流れがこちら。

 

7:00~7:10 オリエンテーション

7:10~8:00 観察会

8:00~8:30 講師からの説明

8:30~9:00 同定体験

9:00~9:20 バナナトラップの作り方説明

9:20~9:30 閉めの挨拶

 

この日は、秋の到来を思わせるような少し肌寒い朝でしたので、虫が来ないのではないかとスタッフ一同不安な思いを抱えつつ、イベントをスタート。

 

まずはじめに、参加者のみなさんにイベントの流れの説明と注意事項を説明。

トラップを仕掛けると、カブトムシやクワガタムシなどの来てうれしい虫だけでなく、ムカデやアブ、スズメバチなどの危険な生き物も集まってきます。

ご家庭で虫採りをする際にも、保護者の方がしっかり安全を確認して行うことが大切です。

 

説明もそこそこにいざ昆虫観察へ

今回このイベントを行うために敷地内にバナナトラップを計16ヶ所仕掛けました。

 

その場所を順番に回り、どんな生き物が集まっていたのか観察・採集を行います。

トラップはこのような形で設置。今回は100均で売っているメッシュ状の袋を使用。この中に焼酎につけて1~2日程度発酵させたバナナを潰して入れるだけ。

まずは案内役である自然環境調査課の高橋が危険な生き物がいないことを確認。

 

 

近づいてみると、

さっそく虫を発見か!?

なんと1ヶ所目から子供たちに人気のカブトムシを捕獲

やっぱり昆虫と言えばこのカブトムシですね!

もちろんカブトムシ以外のチョウなどの生き物も集まってきています。

 

少し見えにくいですが、このチョウは「サトキマダラヒカゲ」。花の蜜にもきますがバナナの糖分と発酵したアルコ-ルを吸いに集まってきます。

どんな生き物が集まっていているのか採るだけでなく、しっかり記録。

 

案内役の高橋が話す虫の名前や特徴などをみんなしっかりメモ。

今回は木だけでなく、このような外灯にも設置。

このような外灯にトラップを仕掛けてもしっかり虫は寄ってきます。今回は、サトキマダラヒカゲとヒメジャノメ、アカタテハといったチョウが集まってきていました。

この日はチョウだけでしたが、これまでにカブトムシやカナブンなども集まってきていました。

このように虫はエサがあれば集まってきます。

ただ虫が来るか来ないかは、「何につけた」ということよりも周囲に『どのような環境』があるかということのほうが重要です。

多く虫が集まってくるということはそれだけ周囲の自然が豊かであるという1つの指標になります。

 

昆虫観察をする際には、何が採れたということと併せて、周りにはどんな植物などがあるのかということにも目を向けてみてはいかがでしょうか。

子供たちは採集した虫たちに興味津々です。

 

 

屋外での観察会の後は屋内にもどり、採集した生き物を調べる作業を行ってもらいました。

虫や植物などの名前を調べることを「同定」と言います。この作業を子供たちにも挑戦してもらいました。

 

とはいえ、いきなりやれというのは難しいので、専門家である高橋からまずは説明。

子供たちはもちろんですが、保護者の方々も熱心に聞いておられます。

 

 

今度は自分自身の目で同定作業を開始!

クワガタムシと言っても、ミヤマクワガタ、ノコギリクワガタなど多くの種類が存在します。その違いを一つずつ確認しています。

こちらがノコギリクワガタです。刃の形状が特徴的な昆虫ですね!

小さくて分かりにくいですが、持っているのはコメツキムシ。

ぜひ一度持ってみてほしい!

 

こんなに小さな体からは信じられないくらいの振動で動きます。

こちらがコメツキムシ(正式名称:オオナガコメツキ)

参加した子供たちは弊社・高橋の話を熱心に聞いていました。

 

最後にバナナトラップの作り方を説明。

 

手順①焼酎にバナナを漬ける

手順②数日置く

 

以上!!

バナナが発酵して、とってもあま~い香りがしてきます。

焼酎がないという方はバナナだけでも十分集まってきます。

バナナ以外にもパイナップルなども効果的!他にもどんなエサに寄ってくるか是非色々試してみてはいかがでしょうか。

 

最後に弊社の敷地と参加者の方々の身近に集まってくる生き物を比較してもらうために今回使用した道具をプレゼント。

 

みなさんも是非、身近なところで昆虫観察をしてみてはいかがでしょうか。

 

※今回敷地内で採集した生き物は、虫の個体数の減少を防ぐためにすべて逃がしています。

 

今回のイベントにご参加頂いた方々からは、植物観察などのイベントをしてもらいたいと言った声も頂いています。他にも「こんなイベントやってほしい」などの声がありましたらどんどんリクエストください。

 

 

ここで次回イベントのご案内。

9月に入ると悲しいことですが、カブトムシやクワガタムシは寿命を全うし、死んでしまいます。これは生き物としては仕方のないこと。しかし、可愛がっていた虫たちがいなくなるのは寂しいと思います。

そこで、せっかく大切に育てた昆虫たちを綺麗な状態で標本として残しませんか?

10月20日(土)にディスプレイ昆虫標本作りワークショップを開催します。

イベント参加のために事前に行って頂く下処理が必要となります。

 

詳しくは自然環境調査課もしくは以下のサイトまで

https://www.soai-net.co.jp/ディスプレイ昆虫標本作製ws/

 

グループ企業

相愛フェイスブック