馬路村他、大ヒットプランナー・松﨑了三さん講演会開催!

相愛エコデザイン推進室地域振興課では現在、

四万十町の地域活性化事業のお手伝いをさせていただいております。

題して「四万十町まるごと6次産業化構想推進業務」!

長いですね。すみません。

 

で、その業務の一環として、あの馬路村の名を天下に轟かした

仕掛け人にして永遠の釣り人・地域プランナーの松﨑了三さんの

講演会を122日に企画・開催いたしました。

 

会場はきらら大正。以前は結婚式場にも使われていたという華々しいスペースです。

四万十町の広報物に案内を掲載し、各家庭への回覧物にチラシを付け

広く町内全域に呼びかけさせていただき、当日は62名の方にご参加いただきました

 

事前に配布したチラシ。四万十町にはいろいろな特産物がありますからね~。

生姜の収穫量が日本一ということは、去年ブログで紹介しましたよね~。

 

ご参加いただいた方は、農業生産者の方、食品加工業者の方、道の駅の方、

スーパーの方、農協の方、役場の方その他もろもろ。

まさに6次産業化構想にふさわしい方々ばかりです。

 

6次産業化、略して6次化、という表現は数年前から

地域振興計画などで頻繁に使われるようになった言葉。

農家さん等(第一次生産者)が、加工(第二次産業)

や販売(第三次産業)も行うことによって、

それまで払っていた加工賃や流通マージンなどを取られずに利益を増やし、

ひいては地域農業の活性化を図っていこうという取り組み。

つまり「自分たちで作ったものは自分たちで商品化して売っていこうや」

ということです。鋭い方はもうお気づきかと思われますが、

6次化の6は1×2×3の6です。

 

農林水産省の方でも、2011年「六次産業化・地産地消法」を制定し

全国各地の農林漁業の振興を図っております。

 

じゃん、松﨑さん登場。相愛は昨年の新人研修でもお世話になりました。

今回もどんな話が飛び出すのかワクワク。

 

この日用意したホワイトボードは3枚! 消えにくいからという理由からですが、

「これ3つ書くまで帰るな、っちゅうことかえ~」by松﨑さん。

 

馬路村の事は、まあ皆さんよくご存知かと思われますが、

25年前、ボコボコのゆずしか取れなかった村が、

それを加工してポン酢「ゆずの村」と飲料「ごっくん馬路村」等を作って販売。

商品ではなく村そのものを売り込む戦略でブランドイメージを高めて

全国津々浦々にファンを拡大。今や年商35億円という、

まさに6次産業化で大ヒットを重ねる先駆者のような存在です。

 

やおら書きまくる松﨑さん。…読めません。

 

当時、馬路村農協からゆずの販促を依頼された

松﨑さんは、デザイナーの田上泰昭さんと一緒に、

通販による販売戦略を練り・実行していきました。

松﨑さん曰く、モノを売るために必要な要素は4

一つ目が情報、二つ目が価値、三つ目が融合、四つ目が顧客。

 

それぞれ松﨑さんの言葉を拾っていきます。

まず一つ目の「情報」。

●お客さんに情報が伝わっていないモノは100%売れない。

●工場を建てるのにお金をかけるばかりでなく、情報発信にも

 お金をかけていかなければいけない。

●私たちはこういう環境の町で、こういうメンバーと、

 こういう品物を作っています。それは社会にこういう食べ物を

 今後提案していきたいからです。ということを、

 来る日も来る日も情報発信しなければならない。

 

松﨑さん持参の資料。馬路村の情報満載! 見てるだけで楽しくなります。

 

二つ目の「価値」

●価値は変わっていく。物にあふれている現代は作ったら売れるという時代ではない。

●同じことをやっていたら飽きられ、価値は下がる。

●価値には物質的価値と精神的価値がある。精神的価値とは、付加価値・ブランドのこと。

●常に品質を高めていくと同時に精神的価値を高めていかなければならない。

 これをやらないと価格競争に巻き込まれてしまう。

●想いと品質が一緒になって届けば、そのモノは売れる。

 

三つ目が融合

●生産、加工、販売の融合。まさに6次化の事、販売を業者に

 任せるとマージンを取られ生産者に利益が回らない構造になっている。

 この構造を変える事。自分で売っていくしかない。

●自分が小さいころ食べ物は地元のものばかりだった。それが、いつからか

 遠くに売らないといけなくなっていた。いつの間にか、生産者と消費者が

 離ればなれになった。この時に、BSEが起きた。大手メーカーの偽装問題も起きた。

 この分断をもう一度統合していかないといけないと考えている。

 

柔和な笑顔と、歯に衣着せぬ物言いがシビレます。

 

四つ目が顧客

●顧客とはファンであり応援者である。

●馬路村でも黎明期には熱狂的なファンの方が、買い支えてくると同時に

 周りに紹介してくれるなどして販売拡大を行ってくれた。

●熱狂的なファンは信頼関係が築けないと生まれない。

●モノを上手に作って、情報を上手にだして熱狂的なファンを増やす。

 この構造がうまく出来上がれば自然とモノは売れていく。

 

いやあ今日のブログはためになりますね。

上質なアイテムを開発して、上記4つを実践すれば

6次産業化商品大ヒット間違いなし。目指せ第二第三の馬路村!

 

ただし、講演会の冒頭松﨑さんから意味深な一言もありました。

「今日はみなさん、気楽に聞いて行ってください。僕が今日ものすごく

いい話をしたとしても、家に帰ったら7割の方は忘れてしまいます。

翌朝起きます。9割の方は忘れてしまいます。もし1割の方が覚えていたとしても、

その中の9割の人は何もしません」。

 

…実行あるのみ、ちゅう事ですね。

 

紹介される具体例がいちいち面白くて、会場大爆笑!

 

ちょっとコンパクトに紹介させていただきましたが、

松﨑さんの講演は、その具体例が非常に面白く

皆さん爆笑の連続。90分間笑いっぱなし。

最後には、ご持参いただいた馬路村「少しこだわりセット」の

じゃんけん勝者プレゼント付き!

 

たいへん勉強になって、大笑いして、魅力的な品物が当たるという

非常にありがたい講演会となりました。

 

第二部では、高知6次産業化サポートセンター統括企画推進員の

坂本真由美さんから「6次産業化の取り組みと推進施策について」と題した

説明会が開かれました。会場からもたくさんの具体的な質問が上がりました。

 

自身で地域で6次産業化をご検討されている皆様、

松﨑さんの講演会、とってもためになりますので、

機会がありましたらぜひ聞きに行ってみてください。

企画されてもいいと思いますよ。

 

また、高知6次産業化サポートセンターは、

県内で6次産業化を目指す方たちを支援する非常に頼もしい存在。

ご検討されている方はぜひ、ホームページを覗いてご相談ください。

 

地産外商、頑張ろう高知家!

 

松﨑さんありがとうございました。

 

グループ企業

相愛フェイスブック