木質ペレットヒーティングシステム

木質ペレットヒーティングシステムとは

木質ペレットヒーティングシステムとは木質ペレット燃料を利用した暖房システム。

重油の代替として、安価で安定的な供給が可能な木質ペレットにすることで、地球温暖化防止に寄与すると同時に燃料費の削減が可能です。 カタログはこちら

システム構成図

①木質ペレット燃料貯蔵タンク(サイロ)

②木質ペレット燃料搬送装置(バネコンベアー)

③制御盤

④電源盤

⑤点火用灯油タンク

⑥木燃MN-12F

⑦熱交換器(温風暖房機)

⑧吸込ファン

⑨温風吐出口

⑩排気ファン

シンプルでコンパクト
取り扱い及びメンテナンスの容易さを考慮し、シンプルな設計構造となっています。
機器本体の設置面積は同等クラスの暖房機の中でも業界最小クラスです。

高効率運転を生む自動制御システム
通常のON/OFF制御とは異なり、熱出力を外気温と連動して自動調整(四段階出力制御)することが可能です。
高い燃焼効率を追求するとともに、システム全体が経済的に使用されることにも配慮した省エネ設計です。

タッチパネルで簡単操作
制御盤には3インチのタッチパネルを採用しております。
どなたでも簡単に設定の変更や運転時間等の確認ができます。

導入実績 合計206台(2020年6月現在)

北海道1台、長野県2台、石川県1台、静岡県1台、三重県1台、兵庫県2台、岡山県9台、広島県2台、福岡県2台、熊本県19台、宮崎県5台、香川県1台、徳島県2台、高知県158台

よくあるご質問(Q&A)

Q1.ハウスの温度は何度まで上げられるの?

A1.ハウスの面積や被覆の状態、使用する熱交換器などによって異なりますが、10~15aのハウスであれば外気温から20℃程度室温を上げることができます。ハウス面積や栽培作物に応じて、バーナーの出力調整が可能です。

Q2. どんな熱交換器にも接続可能なの?

A2. 一部適用できない熱交換器や接続部、煙突部等の改造が必要な場合があります。

Q3.バーナーから灰はどのくらい出るの?

A3.燃やしたペレットの重量の0.3~0.5%程度発生します。(年間30tで90~150㎏)

Q4.掃除の頻度はどのくらいなの?

A4.基本的には2~3日に1回のお掃除をお願いします。

Q5. 使用できるペレットは?

A5. 当社指定の木質ペレットをご使用ください。

 

商品のご紹介
木質ペレットヒーティングバーナー木燃「MN-12F」

既存の熱交換器を使用可能

既存の熱交換器はそのままに、バーナー部分を「木燃」に取替えることで使用可能です。

低コスト化の実現により、導入がしやすい木質ペレットバーナーです。

※木質ペレット供給にかかるサイロ、バネコンベアー等の設置は別途必要です。

寸法・使用

専用熱交換器(温風式)

シンプルでコンパクト

設置面積や高さはコンパクトであるため設置スペースの制限がありません。

2種類のファンが選択可能

熱効率の良いシロッコファンと低床型のダクトファンの2種類が選択可能です。

低温腐食の心配なし

低温腐食とは、燃焼ガスに含まれる硫黄酸化物が露点以下の温度で金属の表面に硫酸となって凝縮し、鉄部を著しく腐食する現象です。

木質ペレットは硫黄酸化物をほとんど含まないため低温腐食が発生しません。そのため、熱交換器の長寿命化につながります。

また、排気ガスの温度を下げることができるため、無駄な熱放出を減らし高効率な運転が可能です。

寸法・使用

専用熱交換器(温水式)

シンプルでコンパクト

設置面積や高さはコンパクトであるため設置スペースの制限がありません。

農業用ハウスに限らず、床暖房や施設の暖房機としてご利用いただけます

寸法・使用

木質ペレット販売

豊かな森林資源を活かし、自然と共存できる循環型社会を創る。

再生可能なエネルギーである小さなペレットの粒には未来の社会を変える大きな力があります。弊社では大口の木質ペレットの取扱いを行っております(お問い合わせはコチラから)。

木質ペレットは、間伐材、木屑、おが屑などを原料として円柱状に圧縮加工したもの。再生可能な循環型エネルギーのひとつ・バイオマス燃料として注目されています。現在、計画的な林業生産などにより、枯渇の心配がなく、安定した次世代燃料として全国各地で製造されています。未来のための選択を、今、始めませんか?