0063 おかげさまで60周年、ありがとうございました。

2016.12.24

カテゴリー: 活動報告

さあ年末。皆様年内の残務は終了しましたでしょうか?

ご家庭の大掃除はお済みになられましたでしょうか?

年賀状はもれなく書かれましたでしょうか?

 

慌ただしいですね。でも、もうひと頑張りすれば晴れやかな新年がやってきます。気持ちを切り替え新たな物事にチャレンジ!

終わらずべきことは年内中に終わらせ、ご一緒に明るい新年を迎えたいものですね~。

さあ、今回の年内最後の相愛お仕事紹介ブログは、相愛60周年について。

 

2016年、相愛創立60周年を記念して取り組んだ記念事業や、これから力を入れるあらたな試み、60周年記念祝賀会のようすなども振り返りつつご紹介させていただきます。

まず60周年記念事業第一弾として取り組んだのがコチラ。

「手押しポンプ井戸の改修」工事です。

50周年記念事業「ホルゼ50」で寄贈・設置させていただいた井戸の現状調査からスタートしました。

 

一昨年の6月に途中経過をブログでもご紹介させていただきましたが、早くから取り組み、年内には「ホルゼ50」で設置した合計45箇所のすべての井戸を傷みにくいステンレス製の手押しポンプに改修させていただきました。

あらたにステンレス製手押しポンプ「ドラゴン」を寄贈・設置。

 

50周年記念で寄贈・設置させていただいた井戸が60周年を迎えて新たに生き返りました。

ぜひとも、大切にご利用頂き、きたるべき災害時に活用していただきたいと弊社・相愛切に願っております。

そして今年あらたに取り組んだのが、「環境看板」の寄贈・設置。

地質調査業を生業として60年前に創業した弊社・相愛。

地質調査は今日でも相愛の中核をなす業務ですが、この地質や地形というのは、その地域の動物や植物などの生態系を深く関わり合いのあるものなのです。

 

相愛ではこの点に着目し、地質と生態系の関係を知り、地域や自然をより身近なものとして感じでもらうことで子どもたちの心豊かな人づくりに繋がればという思いを込め、地域の地質と自然環境を解説した「環境看板」を作成し、学校などに寄贈・設置させていただくことになりました。

 

第一弾として寄贈させていただいた高知市立義務教育学校・土佐山学舎での「環境看板」設置の模様を写真でご紹介いたします。

看板に盛り込む内容の協議。地域ごとの地質・植生物の特徴を調査しました。

地域の地質状況を現地で確認。

教育委員会、学校長様立会のもと、適切な設置場所を検討しました。

設置作業開始。立ち入り禁止区域を儲け、安全を第一に作業を行いました。

設置作業。低学年の生徒さんの目の高さに合わせ、しっかりと基礎を埋め込みます。

設置完了。休み時間には、生徒さんがさっそく大勢見に来てくれました。

 

この土佐山学舎の他、本山町では本山さくら市に寄贈・設置が完了。

今後は、足摺地区、檮原地区、仁淀川町地区、越知地区、物部地区ほか県内10箇所以上に寄贈・設置を予定し、スタッフ一同鋭意取り組みを進めています。乞うご期待ください。

 

さらにさらに、記念事業という位置づけではありませんが、今年は、子ども立ち向けの「環境学習」にも本格的に乗り出しました。

プレ開催した社員の子どもたちを招いての環境学習。

災害のこと、森のこと、生き物についてのお話や、竹ポックリ作り、薪作り、流しそうめん体験まで、楽しく1日過ごしました。

 

12月には、近隣の久重小学校4~6年生のみんなに本社に来ていただき、来るべき南海トラフ大地震に備え、木や竹などの自然素材をエネルギーや器に変え、飯盒炊爨(はんごうすいさん)を行う体験学習会を開催。普段火をおこしたことのない子どもたちも多く、ゲーム感覚で楽しく学んでいただきました。

相愛のスタッフが先生となり、環境問題の学習。

木質ペレットで加温を行う農業の学習。

小さな丸太切り体験。

計量カップなしでの、お米の仕込み体験。

飯盒炊爨用に使う火おこし材料を前に説明。

使えるのはマッチ限定10本のみ。火がおきるかな?

うまく火がおきた班から、竹を利用した飯盒炊爨開始。

おいしいご飯が炊けました!

 

現在、相愛では本社社屋の林地の整備などを行い、より魅力的な環境学習の場となるよう、スタッフ一同、本腰を入れて取り組んでいます。

ご興味を抱かれた学校関係者の皆様、保護者の皆様ぜひぜひお気軽に弊社・相愛までご連絡ください。

 

いかがでしたでしょうか、相愛の2016年、60周年アニバーサリーイヤーの取り組み。

12月2日には、記念のセレモニーも開催させいただきました。

会長・永野正展より、60年を振り返るスライドショー。

 

同じような写真になるので、割愛させていただきますが、その他社長・永野敬典によるこれからの相愛ビジョンのプレゼンテーション、担当社員による60周年記念事業の紹介、社屋整備活動の紹介などを行わせていただきました。

カンパーイ! で飲み会突入。あちらこちらで楽しい話の和が広がりました。

 

おかげさまで60周年。節目の年を経た相愛では、これからも循環型でサステイナブルなみらいを築くため、歩みを進めていきたいと考えています。

 

本年も弊社・相愛をお引き立て頂き誠にありがとうございます。

2017年が皆々様におかれましても、良い年となることを祈願致しまして、2016年最後のご挨拶とさせていただきます。

良いお年を!

豊かな自然環境との共存をめざす弊社の姿勢を、イラストで表現させていただきました。