0044 第一回室戸ジオパークトライアスロン開催!(前半戦)
5月9日に高知県は室戸岬で開催された室戸ジオパークトライアスロン。
「荒波にもまれ、暴風にたたかれた大地がお相手します」のキャッチコピー通り、ハードでタフで感動ものの素晴らしい大会でした!
今回は、相愛と室戸のみんなと、出場選手の皆さんで作り上げた第一回室戸ジオパークトライアスロン当日の模様を、いつものように写真満載で振り返りま~す。
公式ポスター。世界ジオパークに認定されている室戸岬全体を使ってトライアスロンのメイクドラマが始まります。
5月9日は雨の予報。我らが実行委員メンバーは朝5時集合で、当日の準備に勤しみました。
メイン会場は海の駅とろむ。受付担当のボランティア姉さんズも準備オッケイ。ナイススマイル!
会場ハキハキ隊の高校生ボランティアスタッフも集結!
ライフセーバーの皆さんも最終ミーティング。細部の詰めを行います。
今回はなんと、通信連絡班として自衛隊の皆さんにもご協力いただきました。
香南市にある陸上自衛隊高知駐屯地から14名の猛者が集結。
「コース途中の折り返し地点や本部などに隊員を配置し、無線でレースの状況を通信連絡させていただく他、負傷者の救護などにあたらせていただきます」。
なんでも、県内では四万十川ウルトラマラソンや高知龍馬マラソンでも支援にあたられているとのこと。心強い限りです。
大型トラック1台、ジープ6台、御嶽山の噴火・噴石地帯で活躍した軽装甲機動車1台で駆けつけてくれました。
軽装甲機動車に群がるスタッフの面々。しっぶいです。自衛隊の皆さんも車両の解説をおこなったり、フレンドリーにご対応いただきました。
そうこうしている内に選手の皆さんがやってきました。
8:00受付スタート。天気はまだ大丈夫!
いつものようにボディーマーキング。こそばいいのか笑ってしまいます。
中土佐タッチエコトライアスロンでいつも大活躍の開さんご夫婦。
「今日は夫だけの出場です。バイクコースが半端ないですね」。
兵庫からいらした砂川さん。
「四国では四万十川のウルトラマラソンによく出ています。室戸に来たのは初めてですが、景色が良さそうでコースにも魅力があると思って参加しました。頑張ります!」
大阪から西さん御夫婦。
「トライアスロン初挑戦です。海がきれいかなと思ってエントリーしました。楽しんでいきたいと思います」。
あれ見たことのある顔だと思ったら、今回の公式PVの音楽を作った「室戸の海賊」ピストルジャズの瀬戸さん。本日はボランティアスタッフとして参戦です。
高知県漁協室戸統括支所の皆さん(瀬戸さんは中央右)。
「室戸の大自然の中での大会なので、室戸の良さを知ってもらういい機会。
大成功してもらいたいです。地元民として盛り上げるのが大事と思いボランティア参加しています。公式PVの曲「0(ゼロ)」は、零戦が海岸線を飛んでいるイメージで作った曲。空撮をふんだんに使った映像にピッタリはまって僕自身も嬉しく思っています。室戸市のPVとしてもいけるんじゃないかな~」。
室戸の硬派な大自然が体感できる評判の公式PV 今一度ぜひご覧下さい。
さてさて選手の皆さん、続々と集まっています。
東京からいらしたデイビッド(右)さんと、神奈川のシュロズブリーさん。
「日本に20年以上います。国内でいろんな大会に出ています。室戸はタフなコースだと聞いて参加しました。フレッシュな大会に期待しています」。
徳島からいらした皆様。中央の滝さんは御年74歳! 人呼んで「世界の滝さん」
国内・海外のトライアスロン、鉄人レースなどで長年活躍されている、まさにアイアンマンです。
「第一回大会なので、優勝を狙いに来ました!」。
世界を股にかけて日本に来られた方もいれば、世界を股に活躍する日本人も参戦!
さすが室戸は世界ジオパーク認定です!
メインステージに置かれた鯨船のセッティングもオッケイ。
荒波と暴風の聖地! フィニッシュゲートのセッティングもオッケイ。
お土産物屋さん名物・イカの高速回転もスタート!
スタートの準備が整ってまいりました。最初の競技・スイム地点の方はどうなってるでしょうか。中継お願いします!
ハイハイ、こちらスイムのスタート地点です。
現在選手の皆さんがひと泳ぎして体を慣らしていらっしゃいます。
雨もパラついてきて、寒そうですね。競技にどういう影響がでるか、見守って参りたいと思います。
漁港の地形をいかしたスイムコース。港内なので室戸特有の荒波の影響はさほど感じられません。地元の皆さんが足元のウニを回収したりして、コース整備にあたりました。
遠くに見えるスカイラインの上り坂、このいろは坂のようなジグザグをバイクで超えていきます。ひえ~。
心なしか表情がこわばって見えるのは、水温のせいでしょうか?
それとも遠くに見えてしまう「日本一ハードなバイクコース」のせい?
和歌山県からいらっしゃた皆さん。中土佐大会でもお見かけした顔です。
「ちょっと寒いですけど頑張ります!」
同じく中土佐大会常連の愛媛の太田さん(右)と兵庫の大原さん。
「中土佐で撮ってもらった写真が雑誌に載ってましたよ。室戸も頑張ります!」
さあ、いよいよ第一回室戸ジオパークトライアスロン、競技のスタートです!
小松室戸市長のご挨拶。「室戸を楽しんで、室戸を好きになって帰ってください!」
ちなみに後ろのスタッフは海中のスタートテープを保持中。
さらに背後にそびえるは、バイクコースの上り坂。
選手を代表してご挨拶いただいたのはリョーマ・トライアスロン・ユニオンの濱田さん。
「雨が降ってきましたので、体調と安全面に注意して頑張りましょう!」
ちょっと遠くで見えづらいですが「エイエイオー!」
さ~て第一回室戸ジオパークトライアスロン、いよいよスタートです。
中土佐とは違って、海に入って立ち泳ぎのフローティングスタイル。
カウントダウンを待ちます。
対岸の堤防から見るとこんな感じ。選手、ギャラリーの緊張感もピークに。
第1組スタート!
第2組スタート! 堤防ではご家族、ご友人たちがあたたかく見送ります。
第3組、なんか余裕があります。
今スタート!
2分ごとのウエーブスタート。必死に前を追います。
スイムはこの3角形のコースを2週回ります。
見ると漁師の血が沸騰すると言われるなぶら状態!
実況の陶山さんと浜口さんも絶好調。テレビカメラも選手を追います。
堤防で見守る皆さん、彼は、あなたは今いずこ!?
埠頭でも見守ります。ワレは、おまんは今いずこ!?
コースを外れ、トップの選手が帰ってきました。
記念すべき第一回室戸ジオパークトライアスロン、世界ジオの海を泳ぎきり、真っ先に上陸せしアスリートは、大阪府の25歳・石橋選手! ピンボケ御免!
2番手は東京都のティーンエイジャー榊選手19歳!
間髪入れず3番手、愛媛の強豪・開選手! 30代後半!
続々とトップスイマーの皆さんが上がってまいりました。
皆さん僅差でバイクのトランジットに急ぎます。
モジモジ君のようになったボランティア姉さんズや、象さんのようになったチルドレンからも声援が!
ウエットスーツを脱ぎ、トランジションエリアから続々とバイクスタート!
チーム出場の高知工科大学・谷井さんバイクスタート!
京都からいらした榊原さん、必死の形相でバイクスタート! 頑張れー!
さてバイクコースの最初の難関、室戸スカイラインの登り坂、どうなってますか~!?
はい、こちらスカイライン下のヤシの木ロード中継地点です。
さきほどから雨が本降りになってまいりました。
昨日、弊社・相愛の社長が「明日は晴れるね~、大丈夫だよ」。と言っていたんですが、大外れ! まあ信用せずにカッパを持ってきて良かったなと、胸をなでおろしております。
こんな雨の中を地元のお母さんたちが応援に来てくれています。ありがたいですね~。
89番高知の光内さん、108番同じく高知の竹村さんもいま通過!
それでは、心臓破りのスカイラインの登り坂、交通規制で車が使えませんので私も走って登って中継したいと思います。頑張れ! オレ!
坂に取り付きました。この傾斜です。
皆さんヨロヨロと上がってまいります。ジグザグに登る方もいますね~、作戦でしょうか? バックには豊穣なる室戸の海。
天空へと登るスカイライン。このような登り坂がヘアピンカーブ2箇所を挟んで、計4本。まだまだ1本目の中腹です。ファイト!
最初のヘアピンカーブに到着しました。ちなみに写真上部に見える法面のグラウンドアンカーは、相愛が一昨年強度チェックさせていただいたもの。
ご興味のある方はコチラまで。
皆さん一心不乱。
徳島の吉本さん、ニコニコしつつもハアハアいいながら登ってきました。
大阪の川村さん、第一ヘアピンに差し掛かります。ファイト!
徳島の高原さん、第一ヘアピン通過!
大阪からトライアスロン初挑戦の木村さんオッケイ!
愛媛から坂東さん63歳! ナイスファイ!
東京から沖村さん62歳! ナイスファイアゲイン!
大阪府の井口さん、ポーカーフェースでヘアピン通過!
大阪の横山さん、兵庫の砂川さん他、ヨタヨタヨタと通過中!
続いても大集団。通過中!
香川の藤井さん他、これまた集団で通過中!
京都からトライアスロン初参戦の大澤さん、ひたむきに激走中!
バイクラストランナーです。頑張れーー!!
それではスカイラインの坂の上中継地点を呼んでみましょう。
そろそろトップの選手が通過することだと思いますが、そちらの状況はいかがですか?
はい、こちら坂の上中堅地点です。雨がザザぶりで、カメラも服もずぶ濡れ、ここまで降るとは予想していなかったんですけどね~。
選手の皆さんも踏ん張りどころではないでしょうか。
今、トップの選手が上がってまいりました。スイムと順位変わらず石橋さんがトップで快走しています。頑張れー!
2番手もスイムと変わらず榊さんです。後ろには室戸の街並みが広がっています。
晴れたら絶景でしたね、残念。
タフコースを期待して参戦の神奈川のシュロズブリーさん、東京の恵島さんと激しくデッドヒート!
世界遺産でのトライアスロンを楽しみに参戦された高知の野島さん、引き続き同じく高知から参加のクームズさん、激しく追い上げます。
では引き続き、我々と同じく交通規制前から待機しているスカイライン展望台付近中継地点。そろそろ選手が向かってま~す。
中継お願いしま~す。
はい、こちらスカイライン展望台張り付き組です。随分長いあいだ待っておりました。
雨も降って風も吹いて心が折れそうでしたが、いよいよやってきましたね選手の皆さん。
荒波と暴風の大地で死闘を繰り広げられています!
岡山から参加の高橋さんが現在8位で通過。
第一回中国・四国トライアスロンサーキット第2位の強者です。
さあ、どこまで追い上げるか!
鳥取の浅井さんもいい走りを見せています。
大阪の高野さん、にこやかにも見えますが、歯をくいしばっているようにも見えます。ファイト!
高知の池田さん。中土佐、無限大チャレンジライドといろいろ参加いただいてます。頑張れー!
愛媛の細江さん、女性トップで通過! 行けー!
女性2位で通過は大阪の向井さん。頑張れー!
愛媛の菊池さんすごい形相で飛んできました。
兵庫のフカリさん、いい顔だ!
チームビアタンの岩川選手。派手さはないですが、着実に着実に前を捉えていきます。早い!
撮影場所を変えて上り坂。これはキツそうだ!
2周回目も始まってデッドヒート!
東京のデイビッドさん、ガッツの立ち漕ぎ!
中土佐大会にもご出場いただいた東京の島田さん、 これは苦しそうだ! 頑張れー!
「室戸は妻の故郷。思い出の地でトライアスロンを楽しみたいです」とコメントいただいた三重の水谷さん。力を振り絞った走り!
鳥取の大西さんは女性3位の力走!
神奈川の丸山さんガッツ溢れる走りだ!
徳島の宮下さん、ナイス力こぶガッツ!
愛知の小島さん、プリティーガッツポーズ! 頑張ってー!
御年74歳! 世界の滝さん疾走中!
アップダウンの激しいコース。選手の表情も晴れたり曇ったり…。
いやカメラを向けているときは笑ってくれても、実際はほぼ曇りっぱなしだったり、歯を食いしばりっぱなしだったり、と苦悶の表情。
まさに試走の段階から付けられた「日本一ハードなバイクコース」の異名そのままの状況となってまいりました。
精根尽き果てる40kmの山越えバイクコース、それでも力のある選手は、前に前にくらいついていきます。
さあ、この先は世界ジオパークのコアエリア・室戸岬周りの10kmのラン。
中継のメインカメラ! スタンバイオッケイですか!? と言ったところで記事を書く人間も精根尽き果てつつあります。この続きは次回!
もう少々お待ちください~!