0079 敷地環境整備&ジビエ・狩猟教室

2018.05.16

カテゴリー: 活動報告

今年はじめの当ブログでもご報告いたしましたが、子どもたちの環境学習の場としての機能を充実させるべく定期的に本社敷地内の整備を行い環境を整えている弊社・相愛。

今回のお仕事紹介ブログでは、4月7日に行われた全社員による敷地環境整備の様子、そして午後にゲスト講師を招いて開催した「ジビエ・狩猟教室」の様子をご報告させていただきます。

まずは全体ミーティング。作業上の諸注意などを確認します。

本日植樹する苗に水やりする前中職員。「ええ苗がそろうちゅう」。

本日植樹する苗木たち。

この日は、社屋をぐるっと囲む敷地を4つにわけ、それぞれ10人前後程度に別れて班を組み取り掛かりました。

社内湿地(池)の土留め中。

杭を打って、枯れ枝や竹などでフェンスを作り水の流出を抑えます。

裏から見るとこんな感じ。

伐採した木の枝打ち中。弊社・相愛女性社員もやり手です。

こちらは裏山竹林班。毎年恒例のタケノコ掘り体験が楽しめるよう

重点的に整備を行います。

こちらは社屋南側の山、昨年の台風で木が激しく倒されたポイント。

今年入社した新人と、入社57年目の大ベテランが方を並べて作業中。

山内部長「しんどいけんど、気持ちがえいね」。

永野社長、植樹中。「地味な作業だけど、みんなで一緒にやると楽しいですね」。

山﨑営業部長、慎重に植樹中。

「上手に植えて、子どもたちのお手本にならんといかんね」。

この竹が刺さっているところに植樹していきます。

大きくなれよ~。

社内湿地の方はこんなに頑丈になりました!

 

さて一汗かいて午後からは、野尻幸彌さんをゲスト講師にお招きして「ジビエ・狩猟教室」を開催。

野尻さんは現在個人事業主として狩猟および川漁師として生計を立てているという若干25歳の強者で、一昨年、相愛が高知県環境活動支援センターえこらぼの運営を行っている中でお知り合いになりました。

今回、四国の山や川のリアルな状況を学びたいと考え講師にお招きしました。

弊社・相愛レストホールに一同集結。

元気いっぱいの野尻講師の話に聞き入ります。

ワナ猟について、とても楽しそうに話す野尻講師。

ワナは企業秘密のためボカシ入れてます。

途中クイズ形式でのレクチャーもあり、一同参加型で盛り上がりました。

 

たまたま大学の先輩に猟に連れて行かれて、自分たちで獲ったお肉を食べたらとてもおいしくてこの世界に引き込まれていったと語る野尻さん。

猟を初めて8年目とのことですが、自らが経験してきた鹿・猪猟の話から川での漁の話をとてもわかりやすく語ってくれました。

また、土木工事が生物に与える影響や、鹿・猪の増加が山林にどんな影響を与えているかという話まで、実体験を持って語っていただきました。

 

座学の後はお待ちかね、ジビエ実食!

弊社・相愛社屋前、ジビエ試食には最適の環境です!

まずは野尻さんが獲って、料理して持ってきてくれた鹿肉のロースト。たまらない色合いです。

これをさしみ醤油と生姜でいただきました!

続いて猪肉をバーベキュー! 背ロースという部位だそうです。

塩でいただきました!

う~ん弊社・相愛社屋前、バーベキューにはうってつけの環境です!

がっつりいく岡野社員。

何かを語りたげな表情の永野社長。感想は! 「おいしー」。

若手ズ。ジュージューいわしてます。

午前中、社内湿地に突っ込み藻をすくうなど活躍した森近社員。

「幸せです~」。

鮎も登場! もちろん野尻さんの獲ったものです。

花粉症でマスクを取ったり食べたり忙しい山中社員。

「めちゃめちゃおいしいです!」。

「じゃんじゃん食べてくださいね~」。

猟の話をするのが、本当にうれしそうな野尻講師。

 

社員からは

「全然臭みがない」

「脂がのっておいしい」

「スーパーの肉より味がある」

「噛めば噛むほど味が出てうまい!」

などなどなどの感想が上がり、大好評でした!

野尻さん自身が狩猟してなめした鹿の革もご持参いただきました。

こちらはさらに加工したバックのショルダー。素敵です。

 

野尻さん今日は本当にいい勉強になりました。

そんでもっておいしかった~!

また来てくださいね~(お肉持って)。

 

好転にも恵まれて社員一同かかりきりなって開催した敷地環境整備とジビエ・狩猟教室の様子いかがでしたでしょうか?

弊社・相愛一丸となって、これからも敷地整備に取り組み、自然環境のことも学び、環境学習のスキルを上げていく所存です。

相愛の環境学習、ご興味のある方はぜひお気軽にご相談ください。

 

●おまけ

ちなみに夕方からは、年に一度の親睦スポーツ大会を開催。

いつもはソフトボールが多いのですが、今年は珍しくボーリング大会!

「ボウリング屋さんのボーリング大会」、とオヤジギャグを披露しつつ。

また次回!