0242 研修旅行2025(前編)
研修旅行@淡路~神戸行ってきました!
防災に関する知見を深めるとともに、社員同士の交流とリフレッシュを目的とした、弊社の研修旅行。
前回(2022年)は東日本大震災の被災地のひとつである宮城でしたが、今年の旅行先は淡路~神戸に決定!ということで、梅雨真っ盛りの6月半ば1泊2日の旅程で行ってきました。
当日はあいにくの雨模様となりましたが、大型バスに乗り込み一路神戸へ向けて出発!
車内では、熟練のバスガイド中越さんの楽しいトークで盛り上がり、あっという間に一つ目の目的地「北淡震災記念公園」に到着。早速今回の目的である野島断層記念館へ。
▲車内では名調子、バスを降りれば撮影モデルに、とノリが最高にいいバスガイドさん
1995年1月17日早朝に明石海峡の地下14㎞を震源として発生した兵庫県南部地震で出現した断層がそのまま保存されているこちらの北淡震災記念公園 野島断層保存館。
見学しながら「当時どこにいたか」「どれくらい揺れたか」そんな声が多く聞こえてきました。
入口にある国道43号倒壊の様子を再現した巨大模型や震災当時の写真や解説パネルなど見ごたえある展示物はもちろん、特に140mそのままで保存されている野島断層の現物展示は大迫力で、自然の脅威をそのものでした。
▲入口の展示物は倒壊した国道43号を表現
▲140mに渡って保存されている野島断層
地震発生当時のまま保存された家屋では、断層のズレによる傾きや地震の揺れで家財道具がめちゃくちゃに破壊された台所などが生々しく残されていて当時の悲惨な状況が偲ばれます。
▲震災発生時を再現した台所の様子
▲相愛社員による断層についての解説中…?
また、なんといっても施設の目玉は「震度6をVRで体験」できるブース。
専用シートに座りゴーグルを着け数秒カウントの後、揺れ始めるんですが…激しい揺れの中VRゴーグルの映像で部屋を見回すと、家具家電が倒れたり電気がショートしたりと現実なら大パニック確実の状態。
1分程度で体験は終わりましたが、即座に「家具の転倒防止見直そう」と強く思いました。
▲体験が始まる前は余裕の表情の人も…
▲座っていても恐怖を感じる地震体験
見学を終えたら、いよいよ明石海峡大橋を渡り一路神戸市内へ。
まずは腹ごしらえ、ということで神戸が誇る中華街「南京町」のお店へ。
本格中華をお腹いっぱい食べたら、各自バスの集合時間までの間、近くの元町商店街エリアでしばし街ブラを楽しみました。
▲蒸籠で蒸したての点心!
▲おいしい中華ランチにみんな笑顔です
午後からは、本日最後の研修先である「人と防災未来センター」へ。
こちらは、阪神・淡路大震災の経験と教訓を後世に伝え、これからの備えを学ぶ災害ミュージアムとして2002年にオープンした施設。
▲外壁がガラスで覆われた個性的な外観
震災発生の瞬間を再現した映像上映をはじめいくつかのシアター施設と、被災者から提供された震災関連資料展示を順路にそって見学しました。
特に展示物の一部はパネルに併せ被災者自身の声(音声)でも内容を解説していて、誰もが展示物を確認できるように、という気配りが印象的でした。
▲人と防災未来センター入口ホール
▲ボランティアさんによる実験や解説も
1995年に起きた阪神・淡路大震災がどのような災害だったのかを、膨大な資料と展示、そして最新鋭の映像技術で後世に伝え「震災の記憶を風化させない」という想いを強く感じる素晴らしい施設でした。
一日目のすべての研修日程を終え、一旦宿泊先へ入った後はお楽しみの夕ご飯の時間。
なんと今回は神戸牛ステーキディナー!ということで、繁華街のステーキハウスへ。
コックコートをパリッと着こなしたシェフが目の前で焼いてくれる海鮮やお野菜、そして神戸牛はどれも絶品。
▲海鮮が目の前で焼き上がるのを待つみなさん
▲おいしいお肉やお酒で会話も弾みます
▲お疲れさま!カンパーイ!
▲焼き上がっていくお肉たち
▲神戸牛おいしすぎました
きっと各テーブルで「生きててよかった」「社長ありがとう」などの声が漏れていたことでしょう…。(夕食を終えたら各自、宿へ戻る人や夜の散歩に出る人、2軒目を目指す人など、めいめいのスタイルで神戸の夜を楽しみました。
続きは後編へ。
おたのしみに~